ウルシjapan~温故知新!日本のほこり漆のヒミツとみらい~

ウルシの今(いま)、昔(むかし)②

ウルシと日本の風土

uchan_smile どうしてウルシがそんなに日本人の歴史(れきし)に深いかかわりがあったのか、今度は日本の風土や気候との関係を聞いてみよう。

 

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ウルシは日本の風土にピッタリな素材(そざい)だから、昔から利用されていたんだね。

 

ウルシは水分を吸(す)って自分で固まる、温暖(おんだん)で湿潤(しつじゅん)な日本に最良の塗料(とりょう)で、接着剤(せっちゃくざい)の働きを十二分に発揮(はっき)したってことなんだね。

何百年たっても接着(せっちゃく)の効果(こうか)が衰(おとろ)えてないなんて!

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日本の風土・文化にとても合った、日本人にとって素晴(すば)らしいものだってことがわかったね!

 

 

ウルシと日本人の暮らし

yamachan3 わたしたちの現代の暮らしの中でウルシはどういう存在なんだろう?

好きなモノを自由に使える現在、これまで漆器は暮らしの中でどのように使われていたんだろう?

 

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漆器(しっき)は、江戸(えど)時代のあたりまで高価(こうか)なものだったんだね。晴の日にお客様をもてなす食器だったり、その良さをみんなが知っていて、心をこめて生活の中でつかっていたんだね。

 

江戸(えど)時代の各藩(はん)の地場産業育成で漆器(しっき)のお椀(わん)やお盆(ぼん)が生産されるようになって、庶民(しょみん)の手にも入るようになったんだって。

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プラスチックのお椀(わん)に慣(な)れちゃっているけど、漆器(しっき)の赤い本物のお椀(わん)で温もりや、あたたかさを感じたいね。

 

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