このセッションでは
ウルシって何?ウルシはどのようなものに使われている?どうして漆を使うの?漆は、いつから使われているの?ウルシってどこにでもあるの?どこの国にもあるの?どこの国でも使われているの?ウルシノキの見分け方を教えて!ウルシノキの成長を見てみよう その1ウルシノキの成長を見てみよう その2ウルシノキの春夏秋冬を学んでいくよ。 |
ウルシって何?
ウルシって一体なんだろう? 大自然の何から得られる、どんな恵み(めぐみ)なんだろう? モリオさんに聞いてみよう! |
ウルシノキ(ウルシの木)は、日本や中国、朝鮮半島に成育しているんだ。その木からとった樹液(じゅえき)が塗料(とりょう)や接着剤(せっちゃくざい)として私たちの身の回りでつかわれているんだね。 ベトナム・ミャンマー・ブータンなど東南アジアにも、成分や用途(ようと)は異(こと)なるけれどウルシがとれる木があるんだよ。 |
ウルシはどのようなものに使われている?
ウルシで何をするの? 何に使うんだろう? ウルシが使われているものって何? |
ウルシは塗料(とりょう)ってことなんだね。 お茶碗(ちゃわん)やお箸(はし)といった食器にウルシが塗(ぬ)ってあるんだね。 ウルシを塗った器のことを漆器(しっき)というんだって。 |
普段(ふだん)使う漆器だけでなく、漆芸(しつげい)というウルシを使った芸術(げいじゅつ)作品もあるんだって。 ほかにも神社やお寺の建物やお仏壇(ぶつだん)など、神様や仏(ほとけ)様に関係しているものにも使われているんだね。 |
どうして漆を使うの?
塗料(とりょう)には絵具やペンキなどの種類があるけれど、ウルシは何がちがうのかなぁ? どうしていろいろなものにウルシを塗(ぬ)るの? |
ウルシを塗(ぬ)ったものは、さわり心地が良く、使う人の気持ちに響(ひび)くんだ。だから大切なものにウルシを塗ってきたんだね。長く大切に使いつづけられるようにウルシが塗られているんだ。 重要文化財(じゅうようぶんかざい)もこれからも大切に残して行くために、定期的にウルシを塗り直しているんだよ。 ウルシは自然からいただいた天然塗料(てんねんとりょう)。 だから人間や動物、地球にもとてもやさしい。 |
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