ウルシノキの見分け方を教えて!
ウルシノキかどうかを見分ける方法ってあるのかな? |
ウルシノキかどうかの見分け方のポイントは葉っぱ、なんだって。 |
ウルシノキの葉っぱの特徴(とくちょう)、わかったかな? ツルっとした葉っぱ、羽のような羽状複葉(うじょうふくよう)の形、赤い軸(じく)、だよ。 |
これから気をつけて見てみよう、っと。 |
モリオさんは慣(な)れているから素手(すで)で葉っぱをさわっているけれど、みんなはカブレることがあるから必ず手袋(てぶくろ)をしてさわろうね。 |
ウルシノキの成長を見てみよう その1
樹齢5年のウルシノキの特徴を見てみよう。 |
どれくらい成長したら樹液がとれるんだろう? |
太さは5センチくらい、木の肌(はだ)が白っぽくて点々がある…木が育っていくと、その点々が割(わ)れたり割(さ)けたりするんだって。 スッと木が伸(の)びて途中(とちゅう)から枝(えだ)が右に左に出ている…枝が出るところがまとまっていて、またスッと伸びて行くのがウルシノキの特徴的(とくちょうてき)な生え方なんだって。 |
これくらいの若い木(わかいき)でもウルシの樹液(じゅえき)をつくる機能(きのう)はしっかり持っているんだって。 |
ウルシノキの成長を見てみよう その2
樹齢(じゅれい)を重ねると大きく太くなるけど、どのように変わっていくんだろう。 |
樹齢(じゅれい)12~13年くらいになると太さは12~13センチ。 これくらいになると、あと数年で樹液(じゅえき)がとれるんだって。 |
樹液がとれるまで成長するのに、子どもが大人になるぐらいの年月がかかるんだね。 |
ウルシノキの春夏秋冬
ウルシノキって季節ごとにどうなるのかなぁ? |
花は5~6月ごろ、夏は実ができる。 秋は紅葉(こうよう)。ウルシノキの紅葉は森の木の中でも一番早く赤くなるんだって。そしてウルシの実は茶色くなるんだって。 冬は葉っぱが落ちるんだって。 |
ウルシノキって表情(ひょうじょう)豊(ゆた)か。キミもウルシノキを見つけられるかな? |
ウルシノキは仲間がいるんだ。これらの仲間はウルシノキ同様、樹液皮膚に触れるとカブレるから、手袋をしたり長袖を着たりして肌を出さない服装をしていれば安心だよ。 |
ヤマウルシ
葉っぱが風車のように中心から放射状についている。ウルシの実には細かな毛が生えている。
ヌルデ
葉っぱのついている軸(葉軸)が平らな羽のような形をしている。
ハゼノキ
葉っぱが風車のように中心から放射状についている。ウルシの実は毛が生えていない。
ツタウルシ
三枚一組の葉っぱの付き方で、木に巻き付いたり地面をはったりするツタ植物。野山を歩くと足にからまったりする。カブレ予防のために、山でツタがからんだならば手袋をした手で除去しましょう。
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